投薬が簡単なの駆虫薬(虫下し)はスポットタイプ?それとも飲ませるタイプ?
犬と猫の虫下しには、外用薬(スポットオンタイプ)と内服薬があります。
腸管内に寄生する虫を駆除する薬は、やはり内服薬の方が数が多いですね。
消化管寄生虫の駆虫を目的としているので、薬を飲むことで腸管内に巣食っている寄生虫が成分の影響をじかに受けることを期待してのことです。
外用薬はプロフェンダーを除いた他の4種はすべて外部寄生虫も駆除できます。
ノミとダニ類の駆除ですが、ダニはダニでもアドボケート、レボリューション、ストロングホールドは耳ダニ、ブロードラインはマダニなので混同されないようにしてください。ストロングホールドプラスはマダニの駆除が追加されたニューフェイスです。
服用薬でノミとマダニの駆虫が可能なのはコンフォティスプラス、パノラミス(終売)、ネクスガードスペクトラです。
外用薬だと薬液を付けた後の液だれや周囲への付着、被毛のべたつきといった不都合がありますが、内服薬だとそれとは無縁です。とはいえ薬を吐き出さずしっかり飲んでくれているか、投薬後吐いていないかなどの心配があるので投与後の確認が必要となります。
犬や猫が美味しく食べてくれるよう作られた嗜好性の高い駆虫薬もありますよ。
外 用 薬 |
内 服 薬 |
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錠 剤 ・ チュアブル
ペースト状
液 剤
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