犬 妊娠中 うんちの中 白い虫

回虫は殺せないけど駆虫薬が使えない動物の回虫駆除に最適な経口シロップ

 

 

犬や猫のうんちの中に白い虫を発見したら誰もがギョッと驚くはずです。
白い虫の正体は回虫(トキソカラ)という寄生虫で、犬や猫が健康であれば回虫が感染していても症状が現れません(不顕性感染)。

 

 

しかし子犬や子猫だと話は別で、生まれてまだ日が浅い幼犬や幼猫に回虫が感染し、その数が多いとお腹が異常に膨れたり、育ちが悪かったり(発育不良)、吐いたり下痢をするなどの症状が見られます。

 

 

 

 

母犬や母猫が妊娠中に胎盤から胎児に感染したり、出産後の授乳のさい乳汁を介し回虫に感染してしまいます。回虫を駆除しようにも普通の駆虫薬だと殺虫作用があるため、妊娠中の犬や猫に使うのははばかれます。

 

 

生後2か月未満の子犬や子猫も年齢制限があって使うことができません。
そのような場合はお腹の中にいる回虫を体外に出す虫下しを使うといいでしょう。

 

 

子犬 うんちの中 白い虫

子猫 うんちの中 白い虫 駆除

内容量 : 50ml
価格 : 1,830円

 

品名 : パピー&キトゥン・ワームシロップ (Puppy & Kitten Worm Syrup)
メーカー : トロイラボラトリーズ
内容量 : 50ml
成分 : クエン酸ピペラジン (Piperazine Citrate) 10g/100ml
対象動物 : 犬、猫、モルモット
効果 : 糞便と一緒に回虫を排出

 

 

パピー&キトゥンワームシロップは犬、猫、モルモット用の虫下しで、回虫だけに効果があります。飲ませることで、腸管内に寄生している回虫を糞と一緒に体外へ出す働きがあります。虫下しなので駆虫薬と違い殺虫効果がありませんから、パピー&キトゥンワームシロップは排寄生虫薬に分類されます。

 

 

成分として使われているクエン酸ピペラジンには回虫の筋肉を麻痺させる作用があります。クエン酸ピペラジンが回虫のアセチルコリンの作用を遮断することで虫体の運動筋に麻痺が起こります。回虫は麻痺が起こって自分で動けないため腸の運動によってウンチと共に体の外に出される、という仕組みですね。

 

 

 

クエン酸ピペラジンは宿主の組織には作用せず、虫体だけに作用するので副作用の危険性が低いとされています。ですので、寄生虫を殺す駆虫薬(殺寄生虫薬)と違い子犬や子猫などの小さな動物にも安心して使うことができます。人の虫下しにも使われていますね。

 

 

パピー&キトゥンワームシロップは犬や猫が口にしやすいミート風味のシロップです。
苦みの強い薬だと上手く飲ませないと泡を吹かせてしまう子もいますから、薬が苦手な子・薬に慣れていない子犬や子猫にはとても使いやすい嗜好性の高い薬ではないでしょうか。

 

 

犬や猫に回虫が寄生すると腹部の膨れ、腹痛、下痢、食欲不振が見られたり、回虫に養分を盗られて痩せたり発育不良となってしまいます。酷い場合には口から回虫を吐き出してしまうこともありますが、これは回虫が動いて胃まで移動し、頭を突っ込んでしまうからなんですね。

 

 

回虫の数が多くなると“もつれて”塊となり、それが原因で詰まった部分で閉塞が起こることもあります。健康体の犬や猫が回虫に感染しても症状が現れませんが、顕微鏡で見ると「うわっ」と驚くほど尋常でない数の回虫卵が沢山入った糞便を出します。

 

 

回虫は虫卵の経口摂取だけでなく乳汁や胎盤からも感染が成立するので、妊娠している犬や猫が回虫に感染しているとその動物のお腹の中にいる胎児も感染してしまいます。

 

 

ですので、不安に感じる場合は仔犬・仔猫が生まれる予定の母犬・母猫、生まれてきた子の回虫対策をしておかれるといいでしょう。幼犬や幼猫の駆虫はとくに重要です。

 

 

使い方

 

投薬量 : 体重1kgに対し1ml
投薬日数 : 2日連続
犬、モルモット : 2・4・8・12週に投薬、その後は3ヶ月毎
: 6・8・12週目に投薬、それ以降は3ヶ月毎

 

注意点

 

30℃以下で保管
動物を落ち着かせてから投薬

ペットによっては暴れてしまうケースなどがあります。
病気、衰弱、老衰している動物に使用する場合は獣医に相談してください。

異常が現れた場合はすぐに使用を中止

現在のところ、特に報告はされていませんが、獣医師に相談してください。

 

猫 生後一か月 駆虫

犬 妊娠中 寄生虫 駆除

内容量 : 50ml
価格 : 1,830円

 

 

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