飼い主を出血させるほど強く激しく噛む犬はどうすればよいのか

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飼い主でさえ激しく噛みつく犬はどこに問題があるのか

 

 

知り合いに柴犬を飼っている人がいます。その犬は飼い主である家族全員を噛みつく犬なんです。手はもちろん、顔や足まで容赦なく噛みつき、家族全員が出血するほどの怪我をしています。でも、その柴犬の飼い主は家族全員から可愛がられ、愛されています。

 

ある時知り合いに訊きました。「噛みついた時に叱らないの?」 知り合い曰く「柴犬だからこんなもんじゃないの。怒っても直らないし」とのことでした。

 

 

この記事を読んでいるあなたに質問です。

 

何が問題だと思いますか?

 

いろいろ問題点がありますよね。

 

 

可愛がるけど、しっかりと躾がされていない。躾けの仕方を知らない。
柴犬だからと決めつけてしまっている。他にもいろいろありそうです。

 

 

その柴犬は飼い主にでさえそんな状態ですから、他の人だとそれ以上に酷く噛みついてしまいそうで傍から見ていて怖いです・・・。いつか大事になってしまうのではないかと。

 

ある時私は見てしまいました。

 

 

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飼い主である知人がその柴犬に手を出した瞬間ガブガブガブっと噛みつき、噛みついた手をまるで咥えた布きれを振りくるようにした場面を。知人のその手は甲が穴だらけになり出血していました。

 

 

その柴犬が噛む犬だってことを知っている人は当然のように不用意に触ろうとはしません。いや、そもそも触ろうとさえしませんが、そのことを全く知らない人は柴犬の見た目の愛らしさから触ろうとします。そんな時、知人は慌てて「その犬噛んで危ないから触らないで」と言いますが、それでもお構いなしに触ろうとする人がいるんですよね。その犬がどれほど危険か知らないので。

 

 

もしそれで噛まれてしまったら、飼い主が忠告・警告したのにも関わらず、その柴犬に触ろうとした人に非があるように思えますがそうもいきません。結局は飼い主の不注意で犬が他人を噛んでしまったことになり、へたすると裁判沙汰になりかねません。

 

ましてや、噛みついた相手が小さな子供であったりしたら・・・
想像するだけでも怖いですね。

 

 

もしあなたの愛犬に噛みつき癖があるなら、ぜひぜひ正してください。こんな犬種だからとか、もう成犬だからとか、こんな性格だから、なんてことは関係なく今からでも噛みつき癖を正せるんです。この知人の犬は柴犬ですが、これが大型犬だったらもっと大事になりかねません。

 

 

柴犬よりも小さいとなると超小型犬・小型犬になってしまうので犬に対してより甘々になりがちですが、小型犬だからということは理由になりませんので「小さい犬にしっかり躾をするのはかわいそう」とか「小さいから噛まれても大したことはない」などとの感情は捨ててくださいね。

 

 

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実はこの柴犬、知人にとっては大事な愛犬ですけど、この犬を知る他の人からすると害獣に思われています。もちろん、知人はこれを知りません。知らない方が幸せかも知れませんが、噛みつきは矯正できることは知っておいて欲しいです。

 

 

もしあなたの愛犬に噛みつき癖があるならこの私の知人のように問題を解決しないままにしないで下さい。「人にどう思われようが、そんなことはどうでもいい」、「小型犬だから危ない時は抱き上げればいい」などと言った考えは払拭してくださいね。残念なことに、自分が想像してる以上に他人はよその犬を好いていない場合が多いんです。

 

 

自分の犬が誰からも愛される犬でいて欲しいと思いませんか? 犬の噛みつきは犬同士のトラブルの元にもなってしまいます。相手の犬を怪我させてしまった、相手の犬から返り討ちをくらってしまった、なんてことになったら飼い主同士のトラブルにも発展しかねませんから。

 

 

犬種や体の大小、犬の年齢は噛みつきの矯正の障壁にはなりませんので大丈夫です。もしあなたの犬に噛みつき癖があるならば、ぜひ正してあげてください。犬のしつけ方にも犬の噛み癖を矯正することに特化した方法やその他目的別にいろいろとがありますから。