マルチーズ 噛む力 強い


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玄関の開いたドアから走り寄ってきた犬に噛まれたが我慢してしまった

 

 

マルチーズ 興奮

 

20代の半ば、大学を卒業して事業を立ち上げた頃のこと。

 

 

元手が無かったので、宣伝費用も節約し出来る限りの集客をしていきたい、そのためには、印刷だけしてもらって、ポスティングをしなければ。そう考えて、市内の7万軒の家にチラシを配り歩いていました。

 

 

 

季節は1年で一番寒い1月から2月にかけて、1軒1軒ポストにチラシを放り込み、住民の人には笑顔で挨拶をしながら歩いていると「こんな仕事しているのか、ご苦労さん、頑張ってね」などととても温かい言葉をいただき、自分で切り開くのも良いものだと楽しみな面も感じながら続けていました。

 

 

市内では比較的古くから住宅がある地域を回っていた時のことです。見た目から築年数が結構経っていると思われるお宅の玄関先、春にはお花が咲くであろうプランターが並んでいます。如何にもシニアのご夫婦が住んでいそうな家だなと思いつつ、ポストを探していました。

 

 

その時、玄関のドアが開いているのも見えましたが、あまりじろじろと見ると不審者がられる可能性が大です、あえて玄関から目をそらして、ポストはどこかなと門扉の辺りを見ていると、家の中から「わんわんわん!」と室内犬の鳴き声が聞こえてきました。

 

 

家の中で犬を飼っているんだなと思ったその瞬間、犬の鳴き声がやみました。お、吠えるのを止めたとほっとしたのも束の間、家の中からマルチーズが私に向かって全力疾走してくるではないですか。

 

 

これはまずい、でも家からは出られないようにしてあるんだろうと玄関を再度確認すると、柵も何もありません。マルチーズはそのまま私の足元までものすごいスピードで近寄り、右足のふくらはぎにガブリです。

 

 

小型犬とは言え本気で噛んでいるようで、かなりの痛みですが、手荒な離し方はできません。私も全力で作り笑顔を保ちながら、噛まれるるまま我慢していました。すると、家の中からおばあさんが1人出てきて、○○ちゃん何しているの!?と、マルチーズを抱っこして離してくれました。

 

 

犬が吠えてから、噛むまでほんの数秒、室内犬に外で噛まれる体験は、未だにスローモーションで私の記憶に刻まれています。

 

 

 

 

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