犬が社会化不足で他の人から嫌われるのは飼い主の無知が原因

スポンサードリンク

あなたが溺愛している愛犬が他の人から疎まれていたらどう思いますか?

 

 

自分の愛犬は世界で一番可愛い。目の中に入れても痛くないほど愛らしい。うちの子が亡くなることを想像しただけで涙が出てくる。人より短い命だから、愛情たっぷりに一生懸命育てたい・可愛がってあげたい。犬を飼っておられる方のほとんどはこのようなお気持ちでおられるはずです。

 

 

あなたは「可愛がる」と「甘やかす」の違いがわかりますか?

 

 

簡単に説明をすると、前者は愛犬が悪さをしたら毅然とした態度でしっかりと叱るなどしてしっかり躾をする。でも、ちゃんと愛情を持って育てる・飼うということですが、後者はその逆で可愛がるばかりで愛犬が悪さをしてもしっかり躾けないで好き放題させているということです。

 

 

「うちはちゃんと躾けてるし、悪さをしたらしっかり怒るよ」との声が聞こえてきそうですが、思っているほど犬が躾けられていないってことが多々見受けられます。犬がする悪さって何だと思いますか?人によってとらえ方が違ってくるので、あなたにとっては別に何とも思わない愛犬のそそうが他人にとっては不愉快に思うことだってあるんです。

 

 

例えば、他の人や犬に向かって吠える・吠え続ける、攻撃的である、飛びつくなどが挙げられます。その犬が飼われている家庭内だけであるならまだしも、その犬をずっと家の中だけで飼うってことはそうそう無いと思います。

 

 

犬を連れてどこかしらへ出かけることだってありますよね。そんな時にあなたは自分の愛犬にどう対応していますか?「○○ちゃん、だめよ、いけません。」なんてダラダラした感じで犬に言ってませんか?それであなたの愛犬はイケナイことを止めますか?

 

 

スポンサードリンク

 

 

「うちの子は人の言ってることがわかる賢い子なんです」と言っても、イケナイことをした時に止め、今後もそのイケナイことをしなくならなければ意味が無いんです。犬自身が理解していないんですね。もし仮に、イケナイことをした時は飼い主の命令に従わないで、それ以外の状況(犬がおやつか何かを欲しがっていて、飼い主の言うことを聞かなければ貰えない場合など)で命令に従うなら、犬になめられていると思っていいでしょう。

 

 

犬が“してはイケナイこと”を理解していない上に、イケナイことをしている時に飼い主が何やらごちゃごちゃ言っているので、犬は褒められているとか煽られていると勘違いしてしまっています。犬がイケナイことをしている時に飼い主が言っても犬がそれを止めないのを、他人は「ろくな躾がされていない犬と躾のできない飼い主」として認識します。

 

 

よく人や犬に向かって吠え続ける犬がいますよね。「犬は吠えるのが仕事だ」なんて言っていてはいけません。躾が出来ない・躾の仕方を知らないがための言い訳でしかありません。人を不愉快にさせてしまいます。吠え続けられた相手方の犬も我慢し切れなくなり、犬同士の喧嘩になってしまうことさえあります。そうならないのは、相手方の飼い主が自分の犬を抑えているからに他なりません。

 

 

例えば、吠え続ける犬が大型犬だったらどうでしょう?中型犬だったら?犬の体が大きくなるほど、吠えられると恐怖感を抱いてしまいます。小型犬だから吠えられても怖くないなんてことはありません。小型犬を怖がる人だっています。

 

 

吠えるのは●自分が弱いから、●飼い主と一緒にいるから強気になっている、などが考えられます。犬の吠え方を見ていると、嬉しさ、要求、威嚇のどれであるのかがわかります。飼い主なら自分の犬がどうして吠えているのかわかりますよね?

 

 

スポンサードリンク

 

 

自分の犬を外へ連れ出した時に、第三者と全く会わないなんてことはありません。よっぽど人気のない山奥ならともかくですが。知った人、そうでない人に関わらず、自分の犬が他人にとって迷惑な行為をしているならば、してはイケナイということを犬に認識させ、もうやらないよう躾をしましょう。自分の犬の何が迷惑行為なのかわからないのであれば、客観的に顧みると分かりやすいかと思います。自分がされて嫌だ・不愉快に思うことですから。

 

 

どんなに親しい人だとしても、他人の飼い犬の悪いところを指摘してくる人はそんなにいません。意外にも言えないものなんです。たまに、全くの他人が口汚く言ってくることがあることもありますが、そんな人は滅多にいませんし、言われたとしても反骨心からそのような人の言うことを聞こうとも思わないでしょうから、やはり飼い主自身が気づかないとダメです。

 

 

外へ出ると、犬連れの人に必ずと言っていいほど遭遇するので、他の飼い主や飼い犬を見て参考にするのもいいかもしれませんね。良いところも悪いところも。