犬 僧帽弁閉鎖不全 原因

犬が僧帽弁閉鎖不全になる原因は?

 

 

犬が僧帽弁閉鎖不全になる原因

そもそも、なぜ僧帽弁が不全になるのでしょう?

 

残念なことに、原因がわからないのです。

 

詳しく述べますと、僧帽弁閉鎖不全症の原因は僧帽弁の変性や腱索・乳頭の異常ですが、そうなる(異常になる)原因が不明なのです。

 

僧帽弁が閉鎖不全となる原因

 

弁の変性

 

僧帽弁は二枚の弁で構成されています。この弁が時間をかけて次第に厚く変性し、うまく閉じなくなることで閉鎖不全を引き起こしてしまいます。

 

 

腱索の異常

 

僧帽弁や三尖弁は腱索と呼ばれる丈夫な糸状の組織によって支えられ・引っ張られています。この腱索が伸びたり切れたりすることで弁の閉鎖不全が生じます。

 

 

乳頭筋の異常

 

乳頭筋は心室壁に存在し、腱索を経て弁の動きに関与しています。この乳頭筋に異常があると、弁が閉鎖不全を起こしてしまいます。

 

 

先天的な奇形

 

弁の閉鎖不全が上記のどのパターンで発症するにしても、この病気は先天的なものです。メス犬よりもオス犬にやや多く、次の犬種に多いとされています。

ウィペット、  キャバリア・キング・チャールズスパニエル、  チワワ、  トイプードル、
マルチーズ、  ミニチュア・シュナウザー、  ペキニーズ、  ボストンテリア、
ポメラニアン、  ミニチュア・ピンシャー

病気が好発する年齢は10〜12歳ですが、キャバリアキングチャールズスパニエルに関しては5〜6歳ごろに発症することもあります。

 

 

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