猫 耳の中 塞がっている

猫の耳垢が多い・耳垢で耳の穴が詰まっている

 

猫 耳垢 多量

 

「耳垢が多い」

 

「耳垢がびっしりと溜まっている」

 

「耳垢が気になる」

 

「耳の中が耳垢で詰まっている」

 

「耳道内が耳垢でびっしり」

 

 

猫の耳の中(耳の穴)が耳垢で塞がっているときは、耳ダニの感染と外耳炎が疑われます。どちらの場合も猫の耳の中に大量の耳垢が目立ち、耳垢で耳道が閉塞するほどなら症状が重いといえるでしょう。

 

 

外耳炎の原因は耳ダニだけではありません。マラセチアの異常増殖や猫の耳掃除を間違ったやり方でしてしまったことも、変な色で臭い耳垢を出させていまう原因となりますが、個々の原因が密接に関係しています。

 

 

耳垢の量が気になるときに疑われる原因です。

 

ミミダニ(耳疥癬)

外耳炎

 

 

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しきりに頭を振る・頭を傾ける
猫が頭をしきりに強く振っている、猫が頭を傾ける、猫の頭が傾いている。このように一見して違和感を感じる猫のしぐさが見られるときは、耳(の中)に異常があると思ってください。猫の耳を除くと耳の中に虫やゴミなど異物が入っていたり、炎症が起きていたりします。もし目に見える異常が見つからなくても、耳の奥に何らかの変化があったりするので、猫が頭部を気にするそぶりをよく見る場合はすぐさま動物病院へ行って診てもらってくださいね。
音に対する反応が悪い
飼い猫の鳴き声がうるさい時ってありますよね。何を訴えているのかわからないし鳴きやまない。去勢猫なのにシーズン中の猫のように耳障りなほど鳴き声が大きかったり…。もしかすると、耳が悪くなって聞こえなくなっているから猫の鳴き声が大きいのかもしれません。猫が難聴になった時の特徴の一つですから。青い目をした白猫は難聴な子が多いともいわれていますが、それ以外に猫が難聴になる原因ってご存知ですか?結構あるんです。
耳が赤く腫れている・肥厚している
通常、猫の耳は厚みが薄くきれいなピンク色をしています。それが赤みが強く腫れていたり、耳が膨れたようにパンパンでブヨブヨしていたら異常があることは間違いありません。外耳炎か耳血腫のどちらかですが、重度の外耳炎だと炎症も酷くなるので耳垢の多さが目立ちますし、痒みや痛みで猫が掻きむしることで外耳道に厚みがでてきます。耳(耳介)が全体的に膨れてパツパツしているようでしたら、皮下出血を起こしたことによる耳血腫が考えられます。
しきりに耳を掻く・耳の後ろを掻き過ぎる
いつ見ても猫が耳だけを掻いている。掻くのが耳ばかりだから掻き過ぎてハゲてきた。体を掻くときは普通なのに耳だけ思いっきり掻いている。これらの様子を見ると猫が耳に強い痒みを感じていることがわかりますよね。掻かないことには耐えられないほどの“そう痒感”の原因は外耳炎と耳ダニです。耳血腫は耳から出血するほど掻きまくった結果でもあるのですが、耳の皮下に内出血や漿液が溜まるので、その違和感から耳を掻いたりすることがあります。
耳の皮膚が荒れている
猫の耳が肌荒れしたようにカサカサしている。フケがどっさり出て毛が粉を吹いたようになっている。耳の後ろ側だけ脱毛している。一見して変だとわかる症状が愛猫に見られると心配になりますよね。耳は毛が薄いこともあり病変が目立ちますが、耳以外にも皮膚病の症状が見られることが多々あります。猫にダニやカビが感染寄生していたら、猫の健康状態によっては重症化してしまいます。人間にもうつってしまえば、それなりの症状がでてしまいます。猫の耳や体に見られる皮膚病の症状で考えられる病気はいくつもあるので注意しましょう。
耳先が変色している
猫の耳は通常ならきれいな薄いピンク色をしていますが、それ以外の色を呈しているなら、腫瘍や凍傷の疑いがあります。猫が凍傷になると血流障害による組織の壊死が起こり、耳先、鼻先、足の裏など体の先端部分が黒ずんで変色します。組織が壊れているわけですから潰瘍ができ、まだ生きている組織からの体液や出血がありかさぶたが形成されます。猫のしもやけは凍傷までには至らない表皮の低温障害ですが、真皮、皮下組織まで低温障害が進行するにつれ患部の状態が悪くなってしまいます。
耳の中から耳だれ・液体が出る
健康な猫の耳の中は清潔で無臭です。しかし耳の中から生臭いような化膿した時のような、変な悪臭がするときは耳の中に異常があります。その場合、猫の耳から耳垂れしているはずです。耳の外にあふれんばかりの大量の耳だれで、猫が頭を振ったら周囲に飛び散るほどであったり、黒っぽい色をしていたり、膿んでいたりすると粘つくようなネバネバした耳だれだったりします。猫も耳の中が気持ち悪いのか、頭を振ったり耳を掻いたりもしますよね。猫の耳の中に多量で臭い耳だれが出る原因として考えられるのは次の3つです。
耳から出血している
猫の耳から出血していると、耳介を猫が自分で引っ掻いた、他の猫と喧嘩して引っ掻かれた、どこかで耳を擦るなどしたと想像できますよね。猫同士の喧嘩傷なら爪で裂いたようなひっかき傷や噛まれた痕でわかります。自分で耳を傷つけた場合も同じくです。でも、そうではない場合もあります。猫の耳介がボロボロになってしまう理由として考えられるのは、外傷、外耳炎の他に腫瘍があります。
耳が臭い・臭う
「猫の耳の中から何か出てるよ!耳だれや化膿で猫の耳が生臭いその原因とは」のページと似通っていますが、ここでは猫の耳が臭いということに焦点をあてています。猫の耳のが臭いということは、耳のどこかしらに異常があるということです。そのニオイの大元が液体であるのか、それとも耳垢であるのかによって、外耳炎、中耳炎、内耳炎、耳ダニ感染が原因であろうと考えられますが、実はこれら全ては関連しているのです。
 
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