犬の目やにの色と量がひどい!原因と対策は?
犬の目やには人と同じで、寝起きなど通常時でも出ますが、目やにの色が黄色くねっとりしていて量が尋常でない時は目に異常があることがわかります。そんな時は乾燥性角結膜炎に罹っていると疑われます。
動物病院でシルマーティアテスト(犬の涙の量を測る)を受けると
普通よりも涙の量が少ないと分かるのでドライアイになっていることがわかります。
ドライアイを乾燥性角結膜炎と言い、犬の乾燥性角結膜炎は涙の分泌量が色々な原因で減少してしまって眼が乾燥してきます。
まばたきをすることで角膜の表面を涙で潤して乾燥から角膜を保護するのですが、
涙の量が少ないので、目の表面が乾いて角膜と結膜に炎症が起きてしまいます。
ドライアイが慢性化すると目の表面に色素沈着が起こってしまいます。
この状態までに至ってしまうと、目の透明度を取り戻すのが難しくなってしまうので、目の乾燥には十分に注意を払ってあげないといけません。
猫よりも犬での発生が多く、シーズーやパグ、ペキニーズなど
目の周りに毛が多い犬や眼球が突出している犬種での発生率が高いので
特に注意する必要があります。
眼球が乾燥気味なわんちゃんはヴィジョケア眼軟膏(オプティミューンのジェネリック)やシクロミューンを使うなどをしてケアしてあげてください。