犬 風呂嫌い 入れ方 コツ

犬のシャンプーの仕方に正しい方法ってあるの?

 

 

犬をシャンプーするのにコツってあるの

 

あなたは愛犬をお風呂に入れてあげる時、どのようにして洗ってあげていますか?

 

 

工程を簡単に書くと、犬にぬるま湯をかけてシャンプーをふりかけ泡立て、全身をくまなく洗ったら再度ぬるま湯をかけて洗剤を全部洗い流す。そしてタオルで水分を拭き取ったあと、ドライヤーで乾かすといった流れとなるのですが、実はシャンプーの仕方にも正しい方法ってあるんです。

 

 

そもそも、犬をシャンプーをするのは体を清潔にすることで、皮膚のトラブルやノミやマダニなどの寄生虫を防ぐことを目的としていますよね。犬をお風呂に入れないでいると、ホコリや土、皮脂で毛がポソポソ・ベタベタしたようになって毛艶が悪くなりますし、犬が体を掻くしぐさをよく見るようにもなります。それに体臭も強くなってきます。

 

 

犬の洗い方は人それぞれですが、イメージとしては赤ちゃんを洗うように優しくソフトに、あなたが美容室でベテランのスタイリストさんから洗髪してもらっている時のような、気配り上手で且つ丁寧な感じの洗い方といえばいいでしょうか。体を洗うときには、あなたはご自分の肌質にあったボディソープや石鹸を使い、お肌にやさしいスポンジやタオルで体を擦り、洗った後は泡を残らずしっかり洗い流すはずです。

 

 

ざっくりした例えですが、優しく丁寧にしかも隅々まで!です。

 

 

犬 短頭腫 入浴

 

@ 準備

 

シャンプー前には必要な道具を揃えておきましょう。

 

 

犬をシャンプーしている途中で「あっ!あれが無い!」なんてことになると、誰か他の人がいない限りご自分で足らないものを取りに出たりすることになって、犬から目を離してしまうことになってしまいますからね。

 

準備するもの : シャンプー 、リンス、 スリッカー、 クシ、 ファーミネーター、 バスタオル、 ドライヤーなど

 

人のシャンプーも髪質や頭皮の状態で選ぶ品物が変わってきますよね。

 

世間一般的に良いとされているシャンプーでも、自分には合わない、むしろ髪がパサついてきた、頭皮がかぶれて痒くなってきた、などシャンプーとの相性もありますから、飼っている犬に合っていて皮膚のトラブルが起きないシャンプーを選んであげるといいでしょう。

 

人用のシャンプーでなく、犬用のシャンプーを使ってくださいね。

 

 

犬用のシャンプーは、例えばノミやマダニを駆除しつつ蚊も寄せ付けない効果のあるオーガニックノミダニシャンプー、アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎をもつ敏感肌の犬・猫用シャンプー、乾燥肌の痒みを抑える低刺激性のエピスースシャンプー脂漏性皮膚炎を防ぐ薬用シャンプーなどいろいろな種類があります。

 

 

こればかりは使ってみないとわからないことですが、飼っている犬がもともと皮膚がデリケートであるとか、アレルギーを持っている子だと知っているのでしたら、その状態に適したシャンプーを使ってみるといいのではないでしょうか。

 

また、人にとっては心地よい香りのシャンプーであっても、犬はニオイに敏感です。シャンプーやリンスの化学的な匂いが苦手って子もいますから、自然な香りのものが良いと思います。

 

 

ボストンテリア 皮膚炎 シャンプー

 

A ブラッシング

 

犬を濡らす前にはブラッシングをして、抜け毛や毛のもつれを取ってあげてください

 

ファーミネーターを使うと死毛を大量に取ることができるので、毛を梳かす前に抜け落ちる前の毛を取っておくといいかもしれません。毛の長い犬の場合は毛玉が出来ていることが多いので、抜け毛を残したままにしてシャンプーをすると、洗い流す時にシャンプー液や泡がしっかり落とせず残ってしまいます。

 

 

ブラッシングすることで洗い流しや乾燥が楽になります。毛の短い犬も同様です。
ブラッシングをする時は、同じ個所を何度もしたりして皮膚を傷つけないよう、やさしく丁寧にです。

 

また、ブラッシングをしながら皮膚に異常がないかしっかり見てあげてください。傷があった、皮膚が赤くただれている、異物や虫が付いているなど毛に覆われて見えなかった皮膚の異常が見つかる場合もあります。

 

 

それを知らずにそのままシャンプーすると、犬をきれいにしてあげるどころか、皮膚トラブルを招き悪化させてしまう原因になってしまいますよ。

 

 

プードル シャンプー前 ブラッシング

 

B 濡らす

 

犬を濡らす時の水温は30℃〜35℃がよいかと思います。

 

人だとぬるく物足りなさを感じる温度ですが、犬はそう感じないのです。あまりにも水温が高いと犬は体温が高くなってのぼせてきます。それに温度が熱いと皮膚への刺激が強く、痒みやフケが増してしまいます。濡らす際には先ずは手を使ってかけてみて、徐々に足元や体の後ろの方からゆっくりかけるようにしてください。

 

 

シャワーヘッドを犬の体に密着させると、ぬるま湯が皮膚の方まで浸透しやすくなりますよ。

 

腹部の場合はシャワーからの水を手のひらで受けるようにして、軽く叩くようにするといいでしょう。犬がシャワーを怖がるなら、もしかすると水圧が強いのかもしれません。そんな時は水圧を弱めるか、シャワーヘッドを体につけて音が立たないようにしてあげて下さい。

 

 

シャワーに不慣れな子は、褒めたり撫でたりおやつを与えるなどして機嫌をとってあげましょう。

 

もしそれでも嫌がるのでしたら、犬をシャンプーするのを中止します。せっかく支度も準備もしたのに・・・と思いがちですが、無理に進めるとお風呂嫌いになってしまいます。少しずつ慣らしてあげてくださいね。

 

 

C シャンプー

 

シャンプー液を手に取ったら、先ずは手の平で広げてから犬の体・皮膚につけましょう。

 

 

洗う順番は頸 → 肩 → 背 → 腰 → 身体全体 → 尾 → 四肢 → 頭 → 耳 → 顔です。

 

 

洗髪が不慣れな美容師さんに頭を洗ってもらうと、爪でガリガリ擦って痛いですよね。

 

指の腹を使ってないからです。これと同じく、洗う時に爪を立てると犬の皮膚を傷つけてしまうので、手のひらや指の腹で犬をマッサージするような感じでシャンプー液を塗りこむようにし、軽くもみ洗いするようにしてください。

 

 

ビーグル シャンプー 洗い方

 

D すすぎ

 

すすぐときはシャンプー液・泡をしっかり落としてください。

 

すすぎ残しがあると皮膚のトラブルの原因となってしまいます。
すすぐ順番は頭 → 顔 → 耳 → 頸 → 肩 → 背 → 腰 → 身体全体 →四肢です。

 

 

大まかに言うと、体の上部から下部の順です。

 

頭や顔をすすぐ時にシャワーの水圧を弱めてあげると、犬も怖がったり嫌がったりすることがないかと思います。目、耳、鼻を流す際には孔を塞ぐと水が入りにくいでしょう。人のように犬用のシャンプーハットがあれば便利ですが、そのようなものは無いので工夫が必要です。

 

 

注意すべきはパグやシーズーなどの短頭種の犬です。

 

この子たちは先に書いたような方法でのすすぎが難しく、鼻に水が入りやすくなってますから、顔を流す時は水を直接かけるようなことはしないで、ぬるま湯を含ませたスポンジやタオルで顔を拭くようにして洗い流してあげてください。シワの間も残らずしっかりと。

 

 

犬 短頭腫 シャンプー

 

E 乾燥

 

犬を洗い終えたら今度は乾燥です。もしかして、水分が残らないようしっかりと乾燥させていますか?

 

 

実は乾かし過ぎは良くないんです。犬は必要な水分を保持し、余分な水分は蒸発させるので少し湿っている方がいいんです。毛の長い犬ならタオルでの拭き取りとドライヤーを少々、毛の短い犬ならタオルでの拭き取りであとは自然乾燥させるくらいですね。意外ですか?

 

 

ですが、マラセチア皮膚炎の場合は湿気対策が大事なので毛の根元からしっかりと乾かしてあげてくださいね。個々の犬によって皮膚の状態が異なってきますから、乾燥肌の犬なら潤いを与え、また、皮膚が湿っぽい犬なら乾燥させるなど工夫が必要となります。

 

 

ドライヤーを犬にあてる時はドライヤーの音と送風に驚かないよう努めてあげてください。

 

また、ここが重要なのですが、ドライヤーのあて方と温度に注意が必要です。高温だと乾きが早くスムーズですが、ドライヤーを犬に近づけすぎると火傷してしまいます。ただでさえお風呂嫌いなのに、最後の最後に音やら風やら熱さやらでより一層シャンプー嫌いお風呂嫌いになってしまいますから。

 

 

乾きが遅くてイラつくかもしれませんが、ドライヤーを使うなら弱風で遠くから、しかもお尻の方から徐々に体の前方に進めるようにしてください。犬とドライヤーの風の間にご自分の手にを挟むようにし、寝ている毛を起こすような感じで風をあてるといいでしょう。

 

 

犬 ドライヤー 嫌がる

 

 

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