動物病院で処方されることの多いチュアブルタイプのフィラリア薬
おやつのように食べられるようにしたチュアブルタイプのフィラリア薬です。
カルドメック
フィラリアはもちろん、回虫・鉤虫からも守ることができます。散歩などで回虫・鉤虫などに感染している犬の糞を、知らずに舐めてしまったり、口に入ってしまったら…。
感染すると、下痢をおこしたり、吸血されて貧血になるだけでなく、なんと、ほかのワンちゃんに、うつしてしまうかもしれません。カルドメックを使えば、これらの虫も予防できるので、安心して外出できます。
イベルメクチンという成分が効果を発揮しますが、子犬や妊娠中の犬に使うことができるほど、安全性が高いとされています。コリーやシェルティーに使うと副作用が起きることがあるので獣医師とよく相談しましょう。
モキシハート
モキシデック錠と同じモキシデクチンという成分が入っていて、牛肉の味・風味を付け、新たに発売されました。その他の虫への効果はなく、フィラリアの予防だけをしたいという方に適しています。
イベルメック
カルドメックと同じ成分で、効き目も同じ「ジェネリック」というお薬です。お薬の特許が切れたあとに、同じ成分・効果にして作られたので、研究開発費がゼロとなり、安く買うことができるのです。国産牛を選び抜いて使用しているので、愛犬も美味しく感じるでしょう。
フィラリア予防薬(チュアブル)の1ヶ月あたりの参考価格
動物病院のホームページでチュアブルの1ヶ月あたりの値段を調べてみました。
2015年7月現在のフィラリア予防薬の価格は次のとおりです。
モキシハートはフィラリア予防のみに特化しているのでカルドメックより安いです。イベルメックはカルドメックのジェネリックなので、こちらもカルドメックより安くなっています。
動物病院のホームページに出されているデータを参考に作成したので実際の価格とは異なる場合があります。動物病院毎にこれらの薬の値段は違ってくるので、この数値は「大まかに傾向をつかむ」ための参考程度にしてくださいね。