キォフハートってどんな薬?
キウォフハート:KIWOF HARTはサヴァ・ヴェット:SAVA VET社のフィラリア予防薬で、2014年3月19日に販売スタートした製品です。サヴァ・ヴェット社は「フィプロフォートプラス」というフロントラインプラスのジェネリックも出しています。
フィプロフォートプラスは、ノミとマダニの駆除と予防ができるノミマダニ薬の中で最も安いノミダニ薬ですが、この度新たに販売されたキウォフハートもダイロハートに次ぐ安さとなっています。
キウォフハートはカルドメック(別名:ハートガードプラス)のジェネリックなので、有効成分もカルドメックと同じくイベルメクチンとピランテル(パモ酸ピランテル)です。もちろん、有効成分の含有量も同じく同量です。
また、駆虫できる寄生虫はフィラリア(犬糸状虫)、回虫、鉤虫とこれもカルドメックと同じですね。味は犬の嗜好性の高いミート味ですから、薬が苦手な子でも、美味しく食べてもらうことができますよ。
キウォフハート以外にも、カルドメックのジェネリックには「ストロングハート」や「ダイロハート」、「ハートプロテクトプラス」、「バジルガードプラス」の4種類があります。
それぞれに特長がありますが、キウォフハートの特長は効き目の早さです。キウォフハートを犬に服用させると、投薬して30分以内に効果が出始めるスピードが売りとなってます。
キウォフハート | ストロングハート | ダイロハート | ハートプロテクトプラス | バジルガードプラス |
即効性が売りでもあるのは、これもまた新しく販売された(2014年3月当時)ノミとマダニの薬の「フロントラインゴールド」(※2016年3月20日現在、フロントラインゴールドは販売されておりません。)と同じですね。
サヴァ・ヴェット社はジェネリック薬の製造販売する会社なので、先に記載したストロングハートやキウォフハート以外にも、アトピカのジェネリック薬「アイチュミューン」や、非ステロイド系抗炎症薬、リマダイルのジェネリック「カロダイル」などなど、多様な動物用後発医薬品があります。