柴犬 噛む


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日本国内外で人気の柴犬は警戒心と攻撃性が強く飼い主に忠実で番犬向きな犬

 

縄張り性攻撃行動

 

柴犬 飼いにくい

日本の犬は、古来から猟犬として、気が強いことで知られています。危険を恐れず勇敢なので、ほかの犬に攻撃をしかけ、噛みつくことも…。また、縄張り本能が根強く、テリトリーにほかの人や犬が入った途端、噛みつきにかかるかもしれません。

 

 

子犬のころからしつけができれば理想的ですが、成犬は我が強く自分を通そうとするので、しつけも一筋縄ではいきません。柴犬独自の頑固さに打ち勝つためには、最初に飼い主さんの意識から変えましょう。

 

 

飼い主さんが、ご自身を信頼できるリーダーだ!と思い込んで愛犬と接するのです。嘘のようですが、意識が変わると行動も変わり、愛犬も変化を感じてより信頼を深め、噛み癖を直すしつけが入りやすくなるでしょう。

 

 

飼い主でさえ激しく噛みつく犬はどこに問題があるのか

 

 

コーギーは神経質でよく吠え咬傷事故も多い牧畜犬で飼い主の足を噛むことも

 

破壊行動

 

コーギーは牧畜犬として飼われていたとき、群れから外れる牛や羊の踵(かかと)を噛んで注意していました。その癖が抜けず、飼い主さんや他の人のかかとを噛むことがあります。

 

噛まれたときは、目を見て「ダメッ!」と短い一言で注意しましょう。噛むのをやめて一瞬ひるんだ瞬間、頭をなでたり褒めましょう。噛むと注意され、やめて褒められるのを繰り返し、愛犬が学習してくれるまで繰り返すと良いでしょう。

 

 

縄張り性攻撃行動

 

コーギー  噛む

かつてテリトリー内の牛や羊を外敵から守っていたので、家庭で飼われるようになった現在でも、知らない人・犬などに吠え、噛みつくかもしれません。縄張り意識が高く噛んでしまうのは、「群れのリーダーとして警備せねば!」という強い責任感からです。

 

 

愛犬のリーダーは飼い主さんだとしつけ直し、群れを守ると安心させてあげましょう。愛犬を警備から解放してあげられれば、見知らぬ人・犬へ噛みつかずに過ごせるでしょう。

 

 

賢い犬種とされるボーダーコリーは飼われ方血統で性格・気性もいろいろ

 

破壊行動

 

牛や馬を吠えたり、噛み付いたりせず、目で睨んでたしなめることで管理していました。だからといって、噛みつかないわけではありません。牧羊犬としての作業の能力を最大限高められるようにしてきたので、かなり体力があって利口、作業そのものが大好きになるよう育てられました。そのため、好きな作業や仕事などができない単調な毎日だと、エネルギーの行き場なくストレスとなり、限界に達してしまったとき、噛みつくでしょう。

ボーダーコリー ストレス 噛む

 

 

毎日のなかで、頭を使う活動をすれば、身体だけ動かすよりも多くのエネルギーを必要とするので、作業欲求を満たせるでしょう。例えば、フリスビーやボール遊びが取り入れやすいでしょう。

 

 

それが大変だという方は、散歩のとき、歩く速さを変えたり、急に曲がったりして、愛犬に「次、何があるのだろう?」と期待させるなど、アレンジしてみましょう。一緒に楽もうと心がけて活動すれば、愛犬はストレス解消できて噛みつくまで追い詰められないどころか、活動する度、飼い主さんと愛犬の信頼関係がより強く深まり続けるでしょう。

 

 

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大人しい、優しい、活発など犬の種類によって、犬種特有の性質というものがあります。その性質を理解しないで見た目の愛らしさや小さいから飼い易いとの安易な考えで飼ってしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。また、例えばチワワなら臆病でビビり、テリア系の犬なら気性が激しい、ダックスなら攻撃的で積極性があるといった性質から人や他の犬を噛む行動をとってしまいます。犬種の気質以外にその犬の性格もあるので、しつけするのがかわいそうだからと甘やかしていると、愛犬が手がつけられない困ったちゃんになってしまいます。