犬 お留守番 悪さ

クロミカルムの効果・効能

 

 

クロミカルムが犬の分離不安症に効くのはどうして?

 

犬 分離不安 改善

動物用抗うつ剤として処方されるクロミカルム(Clomicalm)は塩酸クロミプラミン(Clomipramine)を主成分としています。クロミプラミンは三環系抗うつ薬として知られている薬で、脳内でセロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン;5-hydroxytryptamine;5-HT)やノルアドレナリンなどの神経伝達物質に関与する神経細胞受容体に作用し、神経細胞による再取り込みを阻害することで遊離するセロトニンやノルアドレナリンを増やす働きを持っています。

 

 

分離不安症の犬は、飼い主がいない間の不安感もしくは飼い主から引き離された時に生じるストレスから家具などを破壊したり、過剰なまでに吠えたり、ところかまわず排便・排尿をするなどの問題行動を起こします。

 

 

分離不安症を呈する犬は不安に関与するセロトニンの脳内での作用が弱い傾向にあると言われていて、クロミカルムを犬に投与することによって選択的にセロトニンの取り込みが阻害され、シナプス間のセロトニンの量が増えることでセロトニンの作用が高まって不安状態が和らぐと考えられています。

 

 

クロミカルムは犬の分離不安症の治療薬として使われますが、薬だけに頼ってはいけません。犬への過度な愛情を断って、飼い主との適切な関係を作る行動療法を行うことが大切です。クロミカルムは犬の分離不安に対する問題行動を改善するための補助薬ですから、行動療法と併用する必要があります。「行動療法」と「薬物療法」の併用で、分離不安症症をより早く効果的に治療することが可能と言われています。

 

 

犬の分離不安症を改善する行動療法の成功のカギ

 

 

クロミカルムの投与は2〜3か月間続ける必要がありますが、行動療法と共に治療を行っても犬の分離不安が改善されない場合はクロミカルムの投与を止め、行動療法だけを継続して行ってください。3か月以上続けてクロミカルムを投与してはいけません。問題行動を起こす犬全てが分離不安症というわけではありませんので、先ずは獣医師による慎重な判断を仰いでください。

 

犬への効果

 

適切な行動療法を行いながらクロミカルムを2〜3ヵ月間の継続投与することで、不安障害にある犬の行動療法に対して良好な反応が臨床試験において見られています。また、例えば犬が自身の肢などをしきりに舐めたり(それによって皮膚炎が生じます)、自分の尻尾を追い回すといった無意味な行為を繰り返す、犬の不安感からくる強迫性障害の改善がクロミカルムの投与で認められています。

 

猫への効果

 

猫の場合も行動療法とクロミカルムの投与による薬物療法を行いますが、クロミカルムと行動療法の併用で、尿スプレー(尿マーキング)の改善が認められています。クロミカルムの副作用にある鎮静作用が現れるようなら、クロミカルムの投与量を減らすこともできます。

 

クロミカルム(分離不安症の治療薬)を購入する

クロミカルムでの改善例

 

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